2024.11.18

自分を好きになりたいと願ってるのに、このままでは永遠に自分を好きになれないと気づいた。

marikoendo1030

先日、ぼけーっと無心でシャンプーしてた時のこと。
今のままじゃ永遠に自分のことを好きになれないことに気付いてしまった。

それはもう、視力0.3から2.0へと強制的に視界がクリアになってしまった感じ。

「自分を好きになりたい」

それは多くの人が願ってることだと思う。
そのために美容や勉強を頑張ってみたり、なりたい自分になるための努力をせっせとしてる。

わたしもそう。

産後ぷよぷよになってしまったお腹を引き締めたくて必死にダイエットしてた。

ＫＰＯＰにドハマりしてたわたしは、
内臓ほんとに入ってんの？ってくらい、細っい彼女たちを見ては「わたしもこうなりたい！」とメラメラ炎を燃やしてた。

でもさぁ。

１０ヶ月かけて赤ちゃんを守ってくれた脂肪だよ。
「では、さよなら～」ってそう簡単にいなくなってはくれないんですよ。

で、なかなかやせないお腹を見ては「あの子たちはあんな美しいのに。わたしは何て醜いんだ…」ってどんどん自分を卑下するようになってった。

（今思うとマジで病んでた。食べないダイエットは若い女の子に絶対してほしくないから、この話はまた別記事でする）

“やせたら自分を好きになれる”

そう信じてダイエットに突き進んでたけど、それって
やせてない自分は好きになれない＝やせてない自分には価値がないって刷り込んでたんだよね。

言うなれば、自分はピーマンなのに「トマトにならなきゃ自分には価値がない！」って思ってたようなもん。

そんなんじゃ、永遠に自分のこと好きになれないに決まってる。
好きになりたい、と言いながら自分を否定しまくってるんだもん。

わたしに必要なのはやせることじゃなくて、今の自分を受け入れることだった。

そこからはいったんダイエットはやめて、考え方を変えてった。

ぷよぷよのお腹を見て醜いって思ってしまったとしても「そっか、醜いって思うんだ。そんなわたしも受け入れるよ」って感じで、とにかく今の自分、あるがままの自分を受け止めることにした。

…ぶっちゃけけっこうキツい。笑
理想の自分とはかけ離れた自分を、これが自分なんだって受け入れなきゃいけない作業だったから。

でも「キッツいなぁ」って思ったとしても、
「そっか、キツいんだね。そう思うわたしも受け入れるよ」だし、もう大爆発してこんな自分大っ嫌いだ！！！って思ったとしても「そっか、大嫌いなんだね。そう思うわたしも受け入れるよ」だし。

どんな感情になったとしても「そう思うわたしを受け入れるよ」の一言がつけばオールオッケーだから、けっこう無敵のワードだと思う。

（いやいや、わたしはそんな風に思えないよ…って思ったとして、「そっか、そう思えないんだね。そんなわたしも受け入れるよ」でエンドレスにいける）

それやってたら、今の自分を好きとまではいかなくても、「まぁ悪くはないんじゃん？」くらいまで思えるくらいにはなってきた。

メンタルが安定してからダイエットを再開したけど、前みたいな焦燥感はなくってゆるやか～な気持ちで出来てる。
（ちゃんと食べてるし、メンタルも安定してるし、それでいてお腹も前より引き締まってきた不思議）

気分としては「今の自分もまぁいいけど、腹筋割れた自分も見てみたいな」くらいのノリでやってる。

トマトじゃなきゃダメ！ってピーマンを否定するのがよろしくないんであって、自分はピーマンだって受け入れた上でピーマンのトマト煮を目指したり、カレー風味のピーマンを目指すのはよいと思う。

どうせ自分は自分にしかなれないんだし。
諦めっていうとネガティブに聞こえるけど、ポジティブな方の諦めというか。

腹くくって自分を受け入れてくことにする。

その上でめちゃめちゃ自分の人生楽しんでいくよ。

自分を好きになりたいって頑張ってるあなた。

めっちゃ素敵だよ！！！
そんな今の自分をどうか嫌わないでね！！！

それが一番言いたかった。